選挙の時期になると「若者の選挙離れ」が問題視されます。
様々な理由がメディアやネットで言われていますが、
「なぜ選挙に行かないのか?」その理由を若者目線から考察します。
理由1 制度が認知されていない
一つ目は選挙の方法です。
選挙の方法は、投票日に投票所で投票する以外に、
期日前投票制度、不在者投票制度、特例郵便等投票制度、在外選挙制度があります。
ですが、しっかり理解している人はどのくらいいるでしょうか?
この制度をしっかりと理解している人は多く無いと思います。
これだけの投票方法があるのにも関わらず、知らなければ投票しようがありません。
もっと投票制度について国民に認知させるような取り組みが必要に感じます。
特に、若い世代はテレビを見ることは少ないので、それ以外でのアプローチが必要であると思います。
多くの人がスマホを持っているので、ネットで選挙ができるようになれば投票率が増えるような気がしますが、
多くの課題点もあるので、簡単にいかないこともあります。
難しいですね。
理由2 余裕がない
選挙に行かないのは、行く余裕がないこともあると思います。
仕事に必死であったり、抱えている問題に手一杯であったりする人が、選挙に行こうとは考えにくいです。
現在の日本の経済状況を見てみると、余裕がある人が多いとは言えないと考えられます。
自分に余裕がないのに、国や経済のことなど考えられるわけがありません。
投票率の低下は苦に単位の経済力の向上が投票率につながる可能性はあるように考えられます。
また、逆もあると思います。
今の現状に納得し、満足しているため、このままの状況が続いてほしいと思っているので、
良くなってほしいと思わないこともあると考えられます。
大部分とは考えにくいですが、変化に対して嫌悪感を抱く人もいると思います。
理由3 説得力がない
インターネット、SNSが普及し、多くの情報が手に入るようになりました。
今までは見えていなかったことが見えるようになりました。
ひと昔前は、テレビタレントや芸能人のような仕事をしている人たちは、
仕事の裏側やプライベートについて分からない部分が多いことで、少し遠い存在のように感じる部分がありました。
ですが、SNSによって今まで知られていないような裏側の苦労や良さも多くの人が知ることができます。
特にYouTuberなどの自身のプライベートと仕事がつながっているような仕事が増えたことで関心を持つきっかけが増えることもあります。
良いことも悪いことも筒抜けになりやすい世の中になりました。
一般的な仕事においても、以前より風通しの多い企業が多くなったと言えます。
すべてとは言えませんが。
そんな中で、いまだに政治家の具体的な仕事内容が見えていなかったり、
不祥事ばかり露見することが多い印象があるので、良いイメージはないように思います。
理由4 変わる気がしない
今までに述べた理由も含めて選挙に行ったところで何かが変わるような気がしないということも考えられます。
社会の制度が変わっ手も、目の前の仕事がいい方向に進んだり、問題が解決することは考えにくいです。
また、テレビやニュースなどのメディアによるイメージが良くないという点もあると思います。
また、日本の人口の割合として高齢者が多いです。
すなわち、若い世代が全員選挙に行ったとしても変わる可能性が低いと言われることも多いです。
そう考えて選挙にいかない人も多くいるのではないかと考えられます。
政治の成果は時間が経たなければ見えずらい部分も多いので、分かりやすい成果が見えないので良いイメージを抱きにくいこともあると考えられます。
まとめ
まとめると、
1, 制度が認知されていない
2, 余裕がない
3, 説得力がない
4, 変わる気がしない
これだけが原因ではないとは思いますが、少なくとも大きく関わっている部分であると考えられます。
日本のこれからを考えた時に、現状が良いとは思いませんが変えることも難しいと思います。
あまりにも変わらない状況が続けば、優秀な人間は海外に出て行ってしまい、
回復することなく、さらに悪化するかもしれません。
難しいところです。
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